令和2年5月20日


 暑い日が続きます。季節の変わり目で、身体が暑さに慣れていませんので、体調を崩したり、熱中症になりやすい時期ですので、子ども達の体調管理をお願いします。夜に咳き込む風邪、嘔吐下痢症、症状が発熱だけの風邪は少なくなり、小児科外来はすいています。
 新型コロナウイルス感染症に関しては子どもの重症例の報告は少なく、心配な気持ちはわかりますが、過剰な反応までは必要ないと思います。遊びに行けるところは非常に少なくなり、外出や友達との遊びも控えていることで子ども達には大きなストレスがかかっています。ストレスの発散をお願いいたします。お家でのゲームやユーチューブ、テレビなどは程々にして、外出や外遊びなども考慮してあげて下さい。
 乳児への予防接種の中には髄膜炎を起こしやすいインフルエンザ菌b(Hib)や肺炎球菌に対するワクチンがあり、生後2か月から接種可能です。新型コロナウイルスも心配ですが、髄膜炎は脳に後遺症を残しやすい病気です。接種対象時期になれば出来るだけ早く接種をお願いいたします。
 暑くなりましたが、外出や外遊びを控えていますので、子ども達は暑さに慣れていません。季節の変わり目のこの時期は体調を崩しやすい時期ですし、暑さに慣れていない今年は特に熱中症になりやすいと思いますので、子どもたちの体調管理をよろしくお願いいたします。
 熱中症は予防できる病気であり、熱中症になっても早期に対応することで重症化は防げます。睡眠不足、運動不足などの体調不良は暑熱障害を起こしやすいため、スポーツではこのような状況を極力避けるようにして下さい。服装は通気性の良い、吸汗・速乾素材の服を使用し、外では帽子をかぶって太陽光をさえぎる服を選択して下さい。水分補給はこまめに行なって下さい。
 発症予防のためや初期症状の出現時では涼しい環境と水分補給を十分に取ることが重要です。水分補給に使用する水分は塩分と糖分が含まれると消化管での吸収が早くなり、糖分が含まれると身体の回復も早くなります。イオン飲料水や経口補水液をうまく組み合わせて使って下さい。日頃から外遊びを奨励して暑さに慣れさせるように心掛けて下さい。
 熱中症は梅雨明けの時期に多いのですが、夏以外でも急に暑くなったときに、体が暑熱環境や体の発熱に馴れていないために生じます。@気温は高いときに起こりやすいのですが、気温はそれほどでもなくても湿度の高いときA前日に比べ急に気温が上昇したB無風状態C砂やアスファルトなどの日光の反射が多い所などが起こりやすいとされています。空調のない室内でのスポーツも要注意です。子どもの環境をチェックし、予防を心がけてください。日頃から外遊びを奨励し、暑さに慣れるような生活を心がけることも大切です。
 晴天のときには照り返しのために地面に近い低い位置の気温が高くなります。特にベビーカーの中は風通しも悪く注意が必要です。晴れた日の空調を止めた車の中は非常に暑くなりますので、子どもを車内に放置する事は止めて下さい。




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